準備でスコアの半分は決まる|52歳サラリーマンのラウンド前日〜当日朝チェックリスト

52歳サラリーマンが約280ラウンドで辿り着いた、ラウンド前日〜当日朝の準備術。睡眠・食事・持ち物・出発時間・天気確認の5項目を、すぐ使えるチェックリスト形式で公開。準備でスコアの半分が決まる理由を、現役サラリーマン目線で解説します。

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50代の方、ラウンド前にこんな経験、ありませんか?

  • 前日に寝つけず、当日は寝不足のまま1番ティーに立っている
  • 朝バタバタ家を出て、グローブやマーカーを忘れてスタート前に大慌て
  • 「今日は調子が出ないな」と思ったら、実は準備不足で体も頭も起きていなかっただけ

私はずっと、スコアはコースに着いてから決まるものだと思っていました。でも約280ラウンドを振り返って、はっきり気づいたことがあります。スコアの半分は、ティーグラウンドに立つ前に、すでに決まっているということです。

この記事では、私が前日の夜から当日の朝までに必ずやっている準備を、そのまま使えるチェックリスト形式でまとめました。睡眠・食事・持ち物・出発時間・天気確認の5つです。コース上の体力配分とは別の、「スタートラインに最高の状態で立つ」ための準備の話だと思ってください。

なぜ「準備」でスコアの半分が決まるのか

私の持論は「気合より仕組み・物理」です。ラウンド当日にいくら気合を入れても、寝不足の体は動きません。これは精神論ではなく、単純な体の問題です。

特に50代の体は、40代までとは明確に違います。前日の睡眠不足が翌日まで残り、朝の体の固さが昼まで抜けない。とにかく回復が遅いんです。だからこそ、**40代までは「現地で何とかなった」ことが、50代では「現地ではもう取り返せない」**ようになります。

私が一番痛感しているのは、最初の3ホールへの影響です。準備不足のままスタートすると、体も頭も起きていないまま大事な序盤を迎えてしまう。ここで叩くと、その日一日の流れが決まってしまうことが本当に多い。詳しくは最初の3ホールでその日のスコアは決まるに書きましたが、その「良いスタート」の準備は、実は前日の夜から始まっているのです。

準備の良いところは、才能も練習量も関係なく、誰でも今日から実行できて、確実にスコアに効く点です。ドライバーを直すには数か月かかりますが、忘れ物をゼロにするのは今夜からできます。私のような平均80台後半の現役サラリーマンでも、ここだけは100点を取れる。準備は、一番コスパの良いスコアアップ術なのです。

【前日の夜】睡眠と持ち物、勝負はここでほぼ決まる

私の感覚では、ラウンドの準備の7割は前日の夜に終わります。当日の朝に慌てないために、夜のうちに片づけてしまうのが鉄則です。

睡眠は「量」より「いつもと同じ」を優先する

「明日は早いから早く寝なきゃ」と気合を入れて、かえって寝つけない。これ、50代あるあるだと思います。私も何度もやりました。

大事なのは、いつもより極端に早く寝ようとしないことです。普段0時に寝る人が「明日は5時起きだから20時に寝る」としても、まず眠れません。布団の中で焦って、余計に目が冴えるだけです。

私が意識しているのはこの3つです。

  1. 就寝時刻はいつもより1時間早める程度にとどめる(無理に前倒ししない)
  2. 前日の夜のアルコールは控えめに。寝つきは良くても睡眠が浅くなり、翌日の体に残ります
  3. 寝る前にスマホでコース情報やスコア目標をダラダラ見ない。脳が興奮して逆効果です

睡眠が万全でない日もあります。そういう日は「今日は寝不足だから無理せずボギーペースで」と、最初から欲張らないプランに切り替える。これも立派な準備です。眠れなかったこと自体を悔やむより、それ前提で戦い方を決めるほうがずっと建設的です。

持ち物は前夜にバッグへ。当日朝は「触らない」

忘れ物のほとんどは、当日の朝のバタバタで起きます。だから前夜のうちに全部バッグに入れて、朝は持って出るだけにしておく。これだけで朝のミスがほぼ消えます。

私が前夜に必ず確認する持ち物を、一覧にしておきます。印刷して使ってもらってもいいくらいの内容です。

分類持ち物忘れがちポイント
必携グローブ(予備も1枚)雨や汗で1枚では足りない日がある
必携ボール(多めに)・ティー・マーカーマーカーは忘れやすさの筆頭
必携グリーンフォーク・スコア記入用具意外と「無い」と困る小物
体調管理飲み物・塩分タブレット・常備薬夏は前夜に凍らせておくと便利
天候対策レインウェア・着替え・帽子・タオル「降らない予報」でも入れておく
季節対策日焼け止め・サングラス・防寒着季節で中身を入れ替える
金銭・書類現金・会員証・予約確認キャッシュレス非対応コースもある

すべてを毎回フルで持つ必要はありません。大事なのは**「自分の定番リスト」を一度作っておき、毎回それを上からなぞる**ことです。記憶に頼ると、必ずどこかで抜けます。仕組みで防ぐのが一番ラクです。ちなみにボールは、私はブリヂストンのTOUR B XSを使っていますが、銘柄が何であれ「いつもと同じ球」を切らさないことが、当日の感覚を乱さないコツだと思います。

【当日の朝】体を「起こして」から家を出る

当日の朝のテーマはただ一つ、寝ている体と頭を、できるだけ起こしてからコースへ向かうことです。

朝食は「軽く・早めに・炭水化物中心」

空腹でスタートすると、後半を待たずにエネルギー切れになります。かといって食べ過ぎると、体が重くて動きません。

私が意識しているのは、スタートの2時間前くらいまでに、ご飯やパンなどの炭水化物を中心に軽めに食べておくことです。脂っこいものや量の多い食事は、朝は避けます。当日のコース上での補給は別の話で、こちらは18ホールを最後まで戦うスタミナ管理に詳しくまとめています。朝食はあくまで「スタートまでに消化が終わっている状態」を作るのが目的です。

なお、食事や体調に関する内容は医療的なアドバイスではなく、あくまで一個人の工夫です。持病や食事制限のある方は、ご自身の体調を最優先し、不安があれば専門家に相談してください。

家で軽く体を動かしてから車に乗る

これは私が一番効果を感じている習慣です。家を出る前に、肩回し・腰のひねり・足首回しを1〜2分やるだけで、コースに着いてからの体の動きが全然違います。

車で1〜2時間かけてコースへ向かう間、体は固まっていきます。固まった体のまま着いて、すぐ練習場、というのが一番ケガをしやすいパターンです。50代は、温まる前に振ると本当に体を痛めます。朝の準備運動の具体的なやり方は50代のための朝の準備運動ルーティンにまとめたので、合わせて読んでみてください。

【出発・到着時間】「1時間前着」を死守する

準備で最ももったいないのが、ギリギリ到着です。私はスタート1時間前にはクラブハウスに着くことを、自分のルールにしています。

ギリギリ着のデメリットは、こんなに連鎖します。

  • 受付・着替えで焦り、心拍が上がったままスタートする
  • 練習場・パッティンググリーンに行く時間が取れない
  • トイレを済ませる余裕がなく、序盤で集中できない
  • 高速の渋滞や事故で、最悪スタートに間に合わない

逆に1時間前に着いていれば、トイレ、着替え、練習球、グリーンの速さ確認まで、すべて落ち着いてこなせます。**「急いで来た日ほど序盤で叩く」**のは、多くの人が経験あるはずです。

到着から逆算した、私の朝のタイムラインの目安です。

時刻(スタート基準)やること
60分前クラブハウス到着・受付・着替え
40分前練習場でアイアン中心に体を温める
20分前パッティンググリーンで速さと距離感を確認
10分前トイレ・水分補給・スタートホールへ移動

特にパッティンググリーンでの速さ確認は、3パットを減らす一番の近道です。ここを省くと、序盤に距離感が合わず、無駄な打数を払うことになります。私は遠回りのようでも、この10分を必ず確保するようにしています。

【天気確認】前日と当日朝の2回チェックする

天気は前日に一度見て安心しがちですが、前日の夜と当日の朝の2回確認するのがおすすめです。山のコースは特に、朝の冷え込みや霧、急な雨で状況が変わります。

確認しておきたいのは、降水確率だけではありません。

  • 気温(特に朝晩の差。防寒着の要否を決める)
  • (風が強い日はスコアを欲張らないプランに切り替える)
  • 降水のタイミング(午前だけ・午後だけで持ち物と心構えが変わる)

雨や強風が予想される日は、それ自体が「今日は守りのゴルフ」という戦略の準備になります。天気を知って心構えを作っておくだけで、当日コース上での判断のブレが減ります。準備とは、起きる可能性のあることに、あらかじめ答えを用意しておくことだと私は考えています。予報を見て「今日は飛ばない、刻む」と先に腹を決めておけば、本番で迷いません。

まとめ

約280ラウンドを振り返って辿り着いた、ラウンド前の準備の要点です。

  • スコアの半分は、ティーに立つ前に決まっている。準備は才能も練習量も要らず、今日から効く
  • 前日の夜が勝負。睡眠は「いつもと同じリズム」、持ち物は前夜に定番リストでバッグへ入れて朝は触らない
  • 当日の朝は、軽い朝食と家での1〜2分の体ほぐしで、体と頭を起こしてから家を出る
  • スタート1時間前着を死守し、練習球とグリーンの速さ確認まで落ち着いてこなす
  • 天気は前夜と当日朝の2回確認し、風や雨はそのまま戦略の準備にする

50代の体は、現地ではもう取り返せません。だからこそ、前日の夜からの準備で差をつけましょう。

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上手い人ほど、コースに着く前の準備が丁寧です。準備は、誰にでもできて、誰よりも差がつく。今夜、バッグを一度開けるところから始めてみてください。

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