フックが止まらない原因と直し方

白状します。私のドライバーの持病は『フック』です。

ボールを手で返しにいく動きが強く、気を抜くとボールは左へ巻いていく。ゴルフ歴22年、52歳でベスト76打を出せた今でも、左の林に消えていくボールを黙って見送る日があります。突然のチーピン(急激な左曲がり)も、残念ながら他人事ではありません。

それでも「原因を3つに絞ってチェックする」ようになってから、左への大事故は確実に減りました。今回はその実践ポイントを共有します。

なぜフックが出るのか|原因は3つに絞れる

フックの直接の原因は「インパクトでフェースが閉じすぎている」こと。その手前にある根本原因は、ほぼ次の3つです。

原因何が起きているか直しやすさ
グリップが強すぎる(ストロング過多)構えた時点でフェースがかぶっている★★★(すぐ直せる)
手を返しすぎる(リストターン過多)インパクトで急にフェースが閉じる★★
軌道がインサイドアウト過剰右に振り出して左へ巻く(チーピンの温床)★★

意外なのは、フックに悩む人ほどグリップが強すぎるケースが多いこと。過去にスライスを嫌ってストロングに握り変え、それが今度は行き過ぎている——私自身もこのパターンでした。

チェックポイント①|グリップが「強すぎないか」見直す

左手の拳が3個以上見えていたら、ストロングが行き過ぎのサインです。

拳が2〜2.5個見えるくらいまで、握りを少し戻します。これだけでフェースのかぶりが減り、左への巻きが落ち着きます。フックに悩んだら、スイングをいじる前にまず握りを疑うのが近道です。

チェックポイント②|「手で返さない」体の回転で打つ

フックの一番の原因は、手首でフェースを返しにいくクセです。私の「手打ち」グセも、ここに直結していました。

意識するのは「手を止めて、体の回転でボールを運ぶ」こと。インパクトで手をこねず、フィニッシュまで体を回し切ると、手の暴れが収まります。

ハーフスイングで「体の正面でボールをとらえたまま回り切る」練習を繰り返すと、感覚がつかめてきます。

チェックポイント③|直るまでは「フック前提」で戦う(応急処置)

フックも1日では直りません。直している最中は「左に曲がる前提」でマネジメントするのが、スコアを崩さないコツです。

  • 右サイドを狙って、フックで戻ってくる幅を計算に入れる
  • 左がOBのホールは、ドライバーではなく3番ウッドやユーティリティで刻む
  • チーピンが怖い日は、ティーを低くして3番ウッドで確実にフェアウェイへ

「曲げない」より「左OBにしない」を優先する。これだけで、フック持ちでもスコアはまとまります。

まとめ

フックは、原因を絞れば左への大事故を減らせます。

  • 原因はグリップ強すぎ・手の返しすぎ・インサイドアウト過剰の3つ
  • まずは一番直しやすい**グリップ(強すぎないか)**から
  • 直すのは練習場、コースでは「フック前提」で左OBを避ける

右に曲がる『スライス』に悩む方は ドライバースライスの直し方 を、OBでスコアを崩さない考え方は ドライバーOBを減らす4つの設計 に、1ホールの大叩きを防ぐ全体戦略は ダブルボギー以下に収める4つの設計 にまとめています。

フックは「直す」と「付き合う」を分けて考える。練習場で握りと手の返しを直しながら、コースでは左に曲がる前提で戦う。フック持ちでも、スコアは先に良くなる。

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